のんびり更新してたら、なんか問題が一気に改善?
ホントは、USB起動の問題を書いた後で、WiFiとオーディオについて書く予定だったんだけど、特定のLinuxを使う限り何も問題なくなってしまったので、ちょっと書く内容を変更。
まず、昨年公開された、Linux Mintの20が超簡単にインストール出来て、設定も特に何か面倒なものもなく使用する事が出来ました。ほんと拍子抜けするぐらい。
で、インストール方法。
1)ライブ版起動用USBの作成
これ、「【X205TA】なぜ曲者PCなのか(USB起動)」で書いた bootia32.efi を「EFI/BOOT」のフォルダを作成してコピるってのが必要ですが、それ以外は簡単です。
①ISOイメージのダウンtロード
Linux Mintのダウンロードページ https://linuxmint.com/download.php からダウンロードします。
X205TAはCPUが Atom Z3735F で貧弱。そしてグラフィック表示もそのCPUで行っているため表示系も重いものでは動作がおそくなるため、ダウンロードするのは「Xfce」がベストだと思います。
今は32bit版は無いので、そのまま64bit版をダウンロードします。
②書き込みソフトの用意
自分は窓の杜にも置いてある「Rufus」を使っています。USBメモリをPCにさし、Rufusを起動(インストールは不要です。ダウンロードしたexeをダブルクリックで起動すれば使用できます)し、先ほどダウンロードしたISOファイルを指定して、所定のUSBメモリが表示されていれば、後はスタートボタンを押下すれば完了です。
状態バーが進行し、右まで進んで止まれば作成は完了してます。(表示錠は準備完了ってなってますが)閉じるで閉じれば終了です。
③bootia32.efi のコピー
USBのルートに「EFI」をフォルダを作成、そのEFIの下に「boot」フォルダを作成し、そこへ「bootia32.efi 」をコピーします。
bootia32.efi については、正式においてある場所は無いので、(場所を書いても消えてる可能性も高いため)各自の自己責任で探してみて下さい。
(「bootia32.efi download」でググればGitHubとかの置いてある所へたどり着けるかと)
2)インストール方法
①USB起動
PCにUSBをさし、電源ON。この時エスケープキー(左上のESCと記載されたキー)を連打!
するとブートメニューが出てきて、どこを使って起動するか?って聞いてくるので、
UEFI:USBメモリ名
を選択してエンターキーを押下!
するとGRUBメニューが表示されるので、「Start Linux Mint・・・」を選択してエンターキーを押せば、USBのライブ版Linux Mintが起動します。
②WiFi設定
これはこれまで言われていたコマンド入力とかの話ではなく、普通にネットワークのところで自分のWiFiルーターを探して、パスワード設定して接続するってだけです。
③この時点でオーディオもそのまま使用出来ているはずです。Linux Mint側が正しくオーディオを認識出来ているって事でしょうね。とにかく何も設定しなくても音鳴りますので、一応確認の為にYouTubeとか見てみると良いでしょう。
④インストール
デスクトップにある「Install Linux Mint」をダブルクリックしてインストール開始。
ライブ版は英語版ですが、このインストールのウインドの最初のところで日本語を選択してインストールを行えば、基本日本語対応状態でインストールされます。
これホント楽々です。
途中やインストール後に日本語設定の追加インストールやセキュリティの更新なども有ったりしますが、特に問題なく実施できます。
インストール中にWiFiの設定も有るので、それを設定してれば以降は何も問題なく接続されると思います。(自分のは何も問題出ていないので)
こんな感じで簡単にインストールでき、WiFiやオーディオも何も問題なく使う事が出来ます。
いやーホント楽ちん。インストールに時間はかかりますが、インストール出来ちゃえば何も問題なく使えるので、過去に悪戦苦闘した自分を慰めてあげたいです。