2021年5月8日土曜日

X205TA:他にも色々入れてみよう!(やっぱLinux Mint神)

 Linux Mintの20.1をインストールするのが、ホントに楽だったので、もっと色々やってみるか?って思い、チャレンジしてみました。

行ったのは、

・Ubunt MATE 20.04 LTS

・LMDE 4

・Mageia 8

・CloudReady (Chrome OS)

の4種類。

結論から言えば、

・問題なくインストール出来た:Mageia 8

・インストール出来たけど設定が必要:Ubunt MATE

・インストール出来そうで出来なかった:LMDE 4

・インストール出来ず:CloudReady

でした。


で、それぞれの状況ですが、結論順で記載します。

・Mageia 8

元々、インストール自体は古いバージョンでも出来ていたので、これもLinux Mint同様に簡単かな?と思って実施しました。案の定LinuxMint同様にWiFiもオーディオも問題なし。

唯一の問題は起動時のブートメニューが必ず出る設定がデフォルトなのと、上下にバーが出るUNIX/Linuxスタイルなのがね・・・って感じで使うのを辞めました。


・Ubunt MATE

インストール自体は出来るし、日本語対応になっているですが、ところどころ対応出来ていない部分が。

セキュリティの更新メッセージとかが英語のままだったりするので、この部分どうすれば日本語化できるんかな?って感じなので、使用するのは無しとしました。


・LMDE 4

同じLinux Mintなんですけどね。なんかうまくライブ版が起動しないんですよね。

面倒なので無しとしました。


・CloudReady

んーこれもライブ版起動しませんでした。


それぞれ起動しない場合はUEFIの設定とかも行って実施したりしましたが、ダメなものはダメって感じ。結果、Linux Mintが一番簡単で使用にも問題が無いって事でした。

Linuxやシステムを良く知っている人だと、もっと色々手を尽くす事が出来るかと思いますが、自分はそこまでの知識は無いので、簡単に断念。

まぁこんな古いPCに対して簡単に動作するLinuxディストリビューション有るのにゴタゴタする必要も無いでしょって感じです。

とにかく、Windows10の大型アップデートが出来ない事から始まったX205TAのLinux化。これでひとまず完了です。


X205TA:あれ?いつのまにか楽勝??(Linux MInt 神)

 のんびり更新してたら、なんか問題が一気に改善?

ホントは、USB起動の問題を書いた後で、WiFiとオーディオについて書く予定だったんだけど、特定のLinuxを使う限り何も問題なくなってしまったので、ちょっと書く内容を変更。

まず、昨年公開された、Linux Mintの20が超簡単にインストール出来て、設定も特に何か面倒なものもなく使用する事が出来ました。ほんと拍子抜けするぐらい。

で、インストール方法。

1)ライブ版起動用USBの作成

 これ、「【X205TA】なぜ曲者PCなのか(USB起動)」で書いた bootia32.efi を「EFI/BOOT」のフォルダを作成してコピるってのが必要ですが、それ以外は簡単です。

①ISOイメージのダウンtロード

Linux Mintのダウンロードページ https://linuxmint.com/download.php からダウンロードします。

X205TAはCPUが Atom Z3735F で貧弱。そしてグラフィック表示もそのCPUで行っているため表示系も重いものでは動作がおそくなるため、ダウンロードするのは「Xfce」がベストだと思います。

今は32bit版は無いので、そのまま64bit版をダウンロードします。


②書き込みソフトの用意

自分は窓の杜にも置いてある「Rufus」を使っています。USBメモリをPCにさし、Rufusを起動(インストールは不要です。ダウンロードしたexeをダブルクリックで起動すれば使用できます)し、先ほどダウンロードしたISOファイルを指定して、所定のUSBメモリが表示されていれば、後はスタートボタンを押下すれば完了です。

状態バーが進行し、右まで進んで止まれば作成は完了してます。(表示錠は準備完了ってなってますが)閉じるで閉じれば終了です。


③bootia32.efi のコピー

USBのルートに「EFI」をフォルダを作成、そのEFIの下に「boot」フォルダを作成し、そこへ「bootia32.efi 」をコピーします。

bootia32.efi については、正式においてある場所は無いので、(場所を書いても消えてる可能性も高いため)各自の自己責任で探してみて下さい。

(「bootia32.efi download」でググればGitHubとかの置いてある所へたどり着けるかと)


2)インストール方法

①USB起動

PCにUSBをさし、電源ON。この時エスケープキー(左上のESCと記載されたキー)を連打!

するとブートメニューが出てきて、どこを使って起動するか?って聞いてくるので、

UEFI:USBメモリ名

を選択してエンターキーを押下!

するとGRUBメニューが表示されるので、「Start Linux Mint・・・」を選択してエンターキーを押せば、USBのライブ版Linux Mintが起動します。


②WiFi設定

これはこれまで言われていたコマンド入力とかの話ではなく、普通にネットワークのところで自分のWiFiルーターを探して、パスワード設定して接続するってだけです。


③この時点でオーディオもそのまま使用出来ているはずです。Linux Mint側が正しくオーディオを認識出来ているって事でしょうね。とにかく何も設定しなくても音鳴りますので、一応確認の為にYouTubeとか見てみると良いでしょう。


④インストール

デスクトップにある「Install Linux Mint」をダブルクリックしてインストール開始。

ライブ版は英語版ですが、このインストールのウインドの最初のところで日本語を選択してインストールを行えば、基本日本語対応状態でインストールされます。

これホント楽々です。

途中やインストール後に日本語設定の追加インストールやセキュリティの更新なども有ったりしますが、特に問題なく実施できます。

インストール中にWiFiの設定も有るので、それを設定してれば以降は何も問題なく接続されると思います。(自分のは何も問題出ていないので)


こんな感じで簡単にインストールでき、WiFiやオーディオも何も問題なく使う事が出来ます。

いやーホント楽ちん。インストールに時間はかかりますが、インストール出来ちゃえば何も問題なく使えるので、過去に悪戦苦闘した自分を慰めてあげたいです。